「裏切者もまとめて始末してくれるわ!!」
サイコらは声を荒げると一斉に襲い掛かった。

負けじとサニー達も攻撃を開始し、ハバネロがサイコらに向けて強風を起こすとサニーは強風に乗せるように気功波を放った。すると気功波の威力は増していてサイコらを圧倒した。

後の6人も一斉に猛攻を仕掛け優位に進んでいた。しかしサイコらもただやられるだけでは終わらない。

「ふざけんなあああああああああああっ!!!!!!」
サイコらはサニー達を弾き飛ばすと一斉に破壊光線を放った。負けじとサニー達地球人チームも気功波で押し返した。

「またバテてやられに来るとは頭のおかしい奴だ!」
サイコらは言った。

「同じ手に二度もやられると思ったら大間違いよ!」
サニーはそう言うとさらに威力を高めた。

一方ハバネロ達ホット人チームはサイコらに攻撃を加えていた。
(奴らの破壊光線を少しでも弱めれば・・・)
ハバネロはそう考えていた。

すると攻撃に気を取られたのかサイコらは一瞬攻撃が緩んだ。

「今だサニー!」
ハバネロの合図でサニー達は一気に攻撃を押し返した。

さらに畳みかけるようにサニー達はレッド&ブルーと再戦した時のように向き合って一斉に手を上げると一つの光の玉が出た。そしてサニー達は息を合わせると光の玉から気功波を放った。
負けじとサイコらも破壊光線で迎え撃つとハバネロ達も気功波で迎え撃った。するとサニー達とハバネロ達二つのチームの気功波が混ざり合ったことで威力はより高まりを見せると破壊光線を押し返し、攻撃はサイコらに直撃した。

攻撃を食らったサイコらはその場に倒れると元の姿に戻った。そんな彼らの元にサニーは歩み寄った。

「もうこんなことはやめて。」
サイコらに祈願するサニーだが

「誰が止めるか!俺の辞書にその文字はない。」
サイコはそれでも止めなかった。

「これで終わりにしてやる!」
サイコらはそう言うと何かを始めたのだった。

続く

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